親日国ポーランド


2月17日から28日まで、国際交流基金主催の神楽中欧公演の撮影に同行した。

ハンガリー公演終了後、ポーランドに移動した。

今年2019年は、日本とポーランド国交樹立100周年。

ポーランドは欧州一の親日国である。

ロシア帝国時代の1830年からポーランドの人たちは独立運動を起こす。

その結果、ロシア軍によって多くのポーランド人が政治犯としてシベリアに送られた。

https://shuchi.php.co.jp/article/1812

さらに第一次世界大戦で、ドイツ軍とロシア軍の激戦地となり、多くのポーランドの人たちがシベリアに流れ込んでいた。

1920年凄惨な生活をしていたポーランドの人々を見て、一人のウラジオストク在住のポーランド人が、各国に救済を求める。そこで日本赤十字社がシベリア出兵中だった帝国陸軍の助けを借りて、ポーランドの孤児765名を敦賀港に運んだ。日本の人たちは、ポーランドの孤児たちを手厚く看護したという。

その後、休養した孤児たちは、1回目はアメリカ経由で、2回目は日本船で直接ポーランドに送り返された。

この一連の日本がとった行動が、後に語り継がれ、ポーランドの人たちは日本に親しみを持っているようである。

逆に過去にドイツとロシア・ソ連に国をめちゃくちゃにされたポーランドの人たちは筋金入りのロシア嫌いである。

近年では2014年に起きたロシアのクリミア併合は、ポーランドの人たちに強い危機感と警戒感を与えた。

その結果、ポーランド政府は米軍との軍事協力の強化と米軍の新基地について協議している。

私たちの先輩たちが行ったことが、今現在の対日感情に如実に表れているのだ。

ワルシャワでは、ワルシャワ工科大学の皆さんと交流ショッションを、ポルスキー劇場では公演行った。


ワルシャワ工科大学にて


神楽を習うワルシャワ工科大学の皆さん




ポーランドの伝統的な舞踊も披露された。






その後バルト海に面するグダニスクという街に移動し、シェークスピア劇場で神楽公演を行った。



モダンな作りのシェイクスピア劇場。夏場は天井が開閉する。






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